東南アジア大手銀行 融資「穴埋め」

東南アジア大手銀行 融資「穴埋め」(5面:国際)

東南アジアの大手5銀行の貸出残高が急増している。
2010年9月:31.1兆円
2011年3月:33.9兆円
2011年9月:38.9兆円

銀行の貸出残高が緩やかに伸びていくのは、経済が成長している証拠(資金の供給源である銀行が貸し出さない限りはお金は誕生しないので)なので良いことではあるけれど、これが急激に伸びているということはどこかでバブルが発生している恐れがあるということです。


この伸びはバブル、、、というよりも、今まで資金の出し手であった、欧州系金融機関の資金引き上げに伴うものですね。その証拠に2011年3月〜9月に急激に伸びています。


欧州が資金をひきあげた分を東南アジアの大手銀行が供給してあげている、、、そんな流れでしょうか。欧州債務危機が収束に向かわない限り、少しずつ増え続けていくでしょう。



※「借金は悪。」、、、、、この言葉ほど誤解を生んでいる言葉はありません。借金が増えないといまの金融資本主義システムでは、経済成長していかないですからね。これが行きすぎるとバブルとなってしまう、そこが問題なだけです。