米議会、対イラン強硬

米議会、対イラン強硬・金融制裁、邦銀ドル取引に影響(3面:総合)

今月中にアメリカ議会で追加制裁が決定するかもしれません。

その制裁内容なんですが、

「イラン中央銀行と決済取引をしている外国銀行は米銀とのドル取引を禁じる。」というもの。

各国の金融機関は、『ドルが調達できなくなったら困る。』、、、ということでイランとの取引をやめる、という流れです。イランからの原油輸入の支払いはイラン中央銀行を通してますから、これでイランを締めだせるというわけです。


ドルは世界の基軸通貨、貿易決済は基本的にドルで行いますから、これが調達できなくなるとどこの国も基本的にはやってけません。イランとの取引をやめざるを得ないです。


日本はイランから輸入していますが、代替先をみつけないといけませんね。幸いにもサウジアラビアが増産体制に動いているので、致命的な打撃は免れると思います。


※こういう状況に追い込まれると戦争へと発展していきそうなのですが。アメリカは不況になるとドンパチやる癖がついているのでやるのかな。戦争せずに不況から脱出しようと頑張っても見えるけれど。